令和6年度 すくわくプログラム

英語で楽しく遊ぼう(テーマ1)

⦅対象学年⦆


年少組から年長組が対象


⦅活動のスケジュール⦆

週2回 年間 
ECCカリキュラム沿った探究活動


⦅指導講師⦆ 


ECCより派遣された講師

⦅めあて⦆


国際化が進む現代社会において、英語は世界の共通言語として大変に重要な役割を持っています。当園では、専属のネイティブ英語講師による「えいごのじかん」を定期的におこない、幼児期の発育段階に合わせた英語との関わりができるカリキュラムを作成し、園児が講師と歌ったり遊んだり楽しみながら、英語に興味関心を持つことが出来る環境を用意します。また、日常の園生活の中にも英語との関わりを取り入れることで、英語を身近に感じる体験や将来の可 能 性を拡げることができる活動をします。


⦅保育者による探究活動のための準備⦆


・講師のおこなったレッスンを、反復できる環境(同じ音源の用意等)の整備。
・英語の掲示物や海外のイベントの掲示物を教室に用意することで、英語や外国について親しみやすいようにする。
・担任教師が英語講師からのレクチャーをうけて正しい発音ができているかの確認をおこなった。

⦅探究活動での成果⦆


・講師の発音やイントネーションを観察・真似を楽しみしながら、挨拶やコミュニケーションを楽しむことができた。
・英語のダンスや歌に親しみながら、英語を使った自己表現が出来た。
・英語を使う国の生活や文化の話を聞いて、海外に対しての興味関心を持ち、想像力をふくらますことが出来た。
・日常の中でも英語を使い、教師が英語の時間以外にも挨拶や単語を使って身近なものと感じられてた。


⦅振り返り⦆


・日本語のボキャブラリも爆発的に習得していく時期に、詰込みではなく自己表現や興味関心をもつことにより吸収していく英語の形を楽しむことができた。今後はさらに、違和感なく楽しみながら自然と吸収できる英語の形に取り組むためには、さらにどんな要素が必要であるか、教員内で検討をすすめ、子どもたちが自発的にすすんで英語に接することができる環境づくりに取り組みたい。

英語レッスンでの問いかけ

英語の先生への英語の歌「きよしこの夜」のサプライズプレゼント

 

 

音楽通して「表現すること」を楽しもう(テーマ2)


⦅対象学年⦆


年少組から年長組が対象


⦅活動スケジュール⦆


毎週 年間


⦅リトミック指導講師⦆


山根 弥生先生 国立音楽大学幼児教育科卒 


⦅めあて⦆


幼稚園教育において、感覚を育むことは重要な要素の一つです。リトミックでは、その中でも聴覚・脳や筋肉に関わる感覚を幼児期にあった形で育むことができます。そして、音楽を感じ、理解することにより身体の運動・表現・感覚を培っていくことを目標としております。当園では、専門家を招聘し、リトミックを学びとして身につけるのではなく、楽しむ中で興味関心を持てるカリキュラムを用意します。音楽への気づきやお友達や先生と一緒に身体を動かす一体感を楽しむなどリトミックの中での新しい自分の発見が出来る環境を用意します。
①即時反応 ●動きで音楽を感じ取る。(楽曲の曲想・気分の変化・音楽の流れ・音楽が醸し出す雰囲気)●動きの基礎練習
②動きで音楽の気づきを深める。 ●曲の構成や楽器の音色に気付く●人の声の特徴を知る。●基礎リズムに合わせた動き。●お友達の動きを見るによる気づき。●指導者の問いかけに自分なりの表現をする。
③動きによって音楽を味わう ●和音・ニュアンスを感じる。●音の強弱・曲の美しさ・音楽の流れへの気づき。


⦅保育者による探究活動の準備⦆


・講師によるリトミックについての講義を受けて、リトミックの内容について深める事で日常の園生活の中にあるリトミックの要素に子どもが気付けるようなきっかけを用意する。また、歌の指導の際には、その音楽の中にあるリズムを抜き出し、体で表現して楽しむことなどを取り入れ、「うごくこと」を楽しめるようにリズムを活用する。


⦅探究活動での成果⦆


・音だけではなく、言葉にもリズムやダイナミックがあることに気が付く発言があった。
・音楽の中にある、感情(元気・悲しい・怖い・ドキドキ)などの感想をいうことができた。
・お友達が音に合わせて表現する姿に共感することができた。


⦅振り返り⦆


・リトミックは心身の発達の段階と結びついている点が多く、リトミック講師がおこなうことを担任教員がしっかりサポートし、園児一人ひとりの理解や達成の状況に合わせたサポートや励ましが園児の表現力や気づきにつながる重要な要素であることが確認できた。